ここでは日本で人々が新年を迎えるために12月に何をするのかと、その活動の文化的な価値観を紹介します。
西洋では「春の掃除」が一般的ですが日本では年末、12月28日以前に大掃除をします。これは1年のほこりや汚れを払い、新年の神様を迎え入れる準備のためです。年末の大掃除は家族全員が参加するような行事になっています。家中の網戸や窓のサッシ、フィルターや屋根裏など隅から隅まできれいにします。30日と31日に掃除をするのは神様に失礼にあたるので避けられています。
最近ではおせちを家で作るよりデパートやオンラインで買うことがほとんどになってしまいました。伝統的な家庭ではおせちの準備で2~3日かけることもあります。おせちは小さくて繊細な色とりどりの食べ物が重箱に敷き詰められた正月料理のことを言います。中に入っているすべての食べ物に意味があります。たとえば黒豆はまめに働くことができますようにという勤勉さ、数の子は子孫繁栄、穴がたくさんあいているレンコンは障害のない未来をという祈りが込められています。
これらの5つの活動は今月を忙しくはさせますが、家族や家や友達のことを思いながら準備をすることで幸せな気持ちになるのは間違いないでしょう。
03-6403 4492
info@japan-mobility.com
〒160-0022
東京都新宿区新宿一丁目36番12号
サンカテリーナビル6階
愛知県知事 (4) 20589